桐V8イベント処理   V8に搭載されてるイベント使用例

 

桐V8の発売が待たれた理由の一つにイベント機能があります。マウスを動かすだけで、説明がでたり

時刻表示のようにリアルタイム(定期的)に、処理を行ってくれたりする機能です。

具体例を上げて(すこしづつ、気長に)ご紹介させていただきます

文責 【多遊】 2000.07.01 追加 例題−8
2000.03.13 追加 例題−7
1999.12.23 追加 例題−6
〃  追加 イベント発生順
1999.11.30 追加 例題−3
1999.11.03 追加 例題−5
1999.09.10 追加 例題−4
1999.08.30 追加 例題−2
1999.08.16 初版 例題−1


イベントの発生順序 

 原文「いかすぱげてぃ」さん 掲示板 <543-545> ■1999年12月20日 月曜日 からの転載です。

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◎ 例題−1 マウスの移動で、テキスト(説明)表示

 Windowsアプリケーションではおなじみの、ツールバーの中にあるボタンにマウスを近づけるとヒント(説明)が
 自動で表示される機能を紹介します(下図参照)

 

 ☆ 使用イベントは、「マウス移動・マウスインアウト」だけです
 ☆ 説明表示用には、テキストボックスを使用します

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◎ 例題−2 タイマー処理[時刻表示]

 時刻表示:V8には、タイマーイベントが2個付いてますのでその機能を利用します   

   

 ☆ テキストボックスを作成し、ソース(S)に #TIME を、設定しただけでは、時刻表示は更新されません
   今回は、タイマーイベントを利用して、画面の再描画を行います

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◎ 例題−3 タイマー処理[カウンター処理]

 タイマーを利用したカウンター(値の更新)処理です
 タイマーイベントの内容によっては、設定通りに表示されないことが発生します。   

 今回はタイマーを利用したカウント処理で、メッセージを表示させる処理を紹介いたします
 
 (メニューやホーム等に流れる文字を表示できます)

  使用イベントは、タイマーマウス左クリックだけです。多少計算式に工夫をしてあります(と、いうほどでもないのですが)

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◎ 例題−4 マウスだけでデータの入力を

 桐には、データ入力の補助に「値集合」という便利な機能がありますが、値集合を20〜30設定してある場合は
 最後の方に設定してあるデータを入力するまでに時間がかかります。 

 しかし、値集合の本来の意味は、その項目の大半のデータが同じ場合に設定していますので、
 逆をいえばあまり他のデータがないとも、いえます。

 例。下記図は全国(少しおおげさですね)の、天気を入力するフォームです。値集合をイメージするとこんな感じだと思います

         

  ★ 頻繁に利用する内容は限られています。(このような例はたくさんあります。値集合を設定するのと同じです)

  ★ 表の内容によっては、大半が値集合してる場合もあります。
    例えば派遣予定や、勤務形態等の指示書などのデータは、1日〜31日まですべてが値集合となります。
    そのような、データ入力時には、今回の方法がお役に立てると思います。是非お試し下さい

   今回の、使用イベントはフォーカス取得です。

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◎ 例題−5 マウス移動で、ドラッグ&ドロップ

 今回は、ダウンロードコーナーに登録してあります作品を利用して説明いたします
 内容は、いかすぱげてぃさん作のパズルです。(いかすぱげてぃさんありがとうございました
 

 いったん作成したフォーム上のオブジェクトを移動することはあまり無いかもしれませんが
 こんな使用法もあるといった、イベントの使用例をご紹介いたします

         

  ★ 今回の、使用イベントは、ドラッグ&ドロップではありません。
     マウスイベント((アップ・ダウン・移動)&フラグ設定で、ドラッグ&ドロップを実現しています。

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◎ 例題−6 マウス操作で、拡大表示

 おなじみの文字コード表です。 表示したい文字の上でイベントを発生させて、拡大表示を行います。
 マウス左クリックのイベントを使用して拡大表示を行うと、拡大表示の解除のためもう一度クリックの必要がでます
 そこで、今回はマウス左ダウン・マウス左アップを利用して、マウスの左ボタンが押されている間だけ表示するように
 します(マウス左ダウンで拡大表示を行い、マウス左アップ解除を行う。)

         

  ★ 他にマウスインアウトで、オブジェクト名を取得しています。

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◎ 例題−7 入力支援ボタンから、フォーム呼び出し

 掲示板(<764>〜)で話題になりました、入力支援ボタンの利用方法をご紹介いたします
 

今回の例題は

電卓呼び出し、計算結果をフォームへ反映させる

カレンダーを表示して、選択した日付をフォームへ反映させる

 

←入力支援ボタン付き

テキストボックス

 ◎ この作品は、きりぎりすさんのご紹介です。

  • 電卓他、桐V8に添付のサンプルを使用していますが、あくまで入力支援ボタンの利用だけにご利用下さい
  • この件に関しましての問い合わせは、当ホームページ掲示板でのみお受けいたします。
  • 他への問い合わせ等はお断り致します

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◎ 例題−8 表引きデータを、サブフォームで表示

 掲示板(<1090>〜<1094>)で、質問ありましたサブフォームの使用例のご紹介です
 

質問の内容は
  • 表(tbl)に、表引きを設定してある場合のフォーム編集時、表引きされる側の内容を
    サブフォームを使用して一定の場所に表示したい
  • また、そのデータをマウスのクリックで取得したい

 ◎ この作品は、bonito さんのご紹介です。どうもありがとうございました。(上図の説明)

  • サブフォームを表示したい項目(例:科目)に、フォーカスがきたとき、自動的にサブフォームが表示されます
  • 右側の科目一覧の中をマウスでクリックするとデーターが入力されます

この機能は、フォーカス取得・マウス左クリックで、実現されてます

ご本人からのメッセージもあります。是非ご覧下さいますようお願いいたします。

bonito さん、どうもありがとうございました。

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