◎ 例題−3 タイマー処理[カウンター]

流れるメッセージを、作成しましょう

[例題−3」 作成のポイント


◎ 今回の作成では、メニューやフォーム等に、流れるメッセージを表示させる機能です

◎ 表示文字内容・表示文字数・表示スピードを変更できるようにしてありますが、通常は必要ないと
   思います(てきとうに改造下さい)

◎ 使用イベントは、タイマーマウス左クリックです。
  その他計算式として、(kevファイルの中です)

 条件(#文字数(&dspmsg)<&l) &dspmsg=&dspmsg+&msg
 メソッド呼び出し @tdspmsg.再描画( 0 )
 &dspmsg=#部分列(&dspmsg,2)

《コマンドの説明》
1行目
  &dspmsg(画面に表示させる内容)が、&l (表示させたい文字数より少なくなった場合に)新しく後ろに加えます
2行目
  画面表示を更新させます
3行目
  次回表示のため、文字列を、現在の文字列の2番目から取得します

◎ タイマーを利用したカウントの目的

 通常のカウント処理は、繰り返しや、ケース文で行うのが普通ですが、その様な利用方法では、一括処理やイベント処理から、出ることができなくなります。そこで、イベントのタイマーを利用します。他の処理を行ってる最中でも、 タイマーの利用によって指定した時間に一定の処理が行えるようになります

注意 タイマーイベントの発生より、処理時間のかかる内容でも、カウントで使用する場合は、利用できます
         

 

[例題−3] 作成手順 備 考 & 補 足
フォーム説明 ・白紙のフォームから作成します。
・右記に注意しながらオブジェクトを配置します
・他のファイル同様、特に難しい処理は行ってません。
・表示されるテキストの大きさは、内容によって調整下さい
・詳細は、ダウンロードしてご覧下さい
(内容表示されるテキストの罫線表示もいろいろ試してみて下さい)
kev説明 約30行の簡単なイベントファイルです 実際に実行してお試し下さい。

タイマーの速さは、
オブジェクト操作 @フォーム.タイマー値1=#文字列(&速さ)で、調整しています

初期設定では、速さは、0.2秒〜2秒まで、文字数は3文字から15文字に設定しています。適当に変更下さい

● 今回は(も)、ほとんど説明なしで動くと思います
  1. 特に注意点はないと思いますが、タイマーを利用して処理を行うときは、タイマーイベントの発生間隔と処理時間との計算を、事前に行うようにし、時刻表示のような場合は特に、ご注意下さい。
    また、カウントでの利用の場合は、処理時間には特に気にする必要はないのですが、繰り返しやケース文同様、条件式の設定も忘れず指定下さい
  2. 今回はおこなってませんが、メッセージは変数に代入して表示処理を行いますので、流れるメッセージのテキストボックスは、1カ所の設定で、表示させる文字列を、複数表示させることも可能です

 

[例題−3] 画面紹介 〔使用方法〕
少=表示文字数を、少なくします

多=表示文字数を、多くします

遅=流れるスピードを遅くします

速=流れるスピードを速くします

最下行の赤色のテキストボックスに、表示(テスト)する文字を、入力して下さい。最後にEnter もお忘れなく


    説明に使用いたしましたファイルのダウンロードコーナです