書き出したファイルを自動で開くには・・・ |
2−1のイベントを、少し修正・追加してみます。 |
フォームの作成(コマンドボタンの追加)書き出し専用コマンドボタンを下図の所に2個追加します |
イベントの内容は(イベントの修正は、前回(2−1)に、少し追加します) エクセル書きだしコマンドの最後に、「終了状態=&終了」を追加します。 コマンドが実行されたら、その「&終了」の値をしらべます −−桐v9sp1 ヘルプより−−−− 終了状態=<変数名> にはコマンドの実行結果が格納される。 0 : 正常終了 231 : 上書き=しない を指定して、かつ<ワークシート名> で指定したワークシートが存在する 233 : EXCEL がすでに起動されている これにより、 if(&終了=0) ・・・・・ここに、エクセルを起動し、ファイルを開く為の内容を、記入します・・・・ else if(&終了=231) 確認 "231:ワークシートが存在する(「上書き=しない」を指定しているとき)。" else if(&終了=233) 確認 "233:Excelがすでに起動されている。" else 確認 #文字列(&終了)+":その他のエラー。" * 235:使用できない文字 : ¥ / ? * [ ] * 232:パスワード関係? end これにより、「&終了=0」のときだけエクセルファイルが開き、そうでない場合はエラー内容が表示されるようになります 注:桐項目(文字列)を利用してシート名を作成していますので、今回の例ではありませんが、実際自分で作成したファイルでりようした場合は、上記「235:使用できない文字 : ¥ / ? * [ ] 」みたいなエラーが出る場合もあります。(235・232は、私の調査であり桐が返す値ではありません) |
さて、「ファイルを開く為の内容」とは いろいろ方法はあると思います。 シェル実行 <ファイル名>【, 起動フォルダ=<フォルダ名>】 , 表示=【通常|最大化|最小化】【, <変数名>】 これは、拡張子により登録されたプログラムでファイルを開く時、おもにもちいる方法です >次のコマンドは、MSPaintを最大化して、C:Bitmap\abc.bmpをオープンする。 > シェル実行 "abc.bmp", 起動ディレクトリ="C:\Bitmap\", 表示=最大化 これでも、いいですね。でも今回はもっと簡単な方法を紹介します。 フォームに「確認」という名前のコマンドボタンがありますね。「&book名」に指定されたファイルを開く役目ですね。 そこで、今回は、イベントでこの「確認」を実行させる方法を紹介します。 実はとても便利な方法があります。それは メソッド呼び出し @b確認.実行() これで、「確認」コマンドボタンを、クリックしたときと同じ結果になります。これは簡単ですね。 イベントをいろいろ書き直さなくても、いいので便利ですね。多いにご利用下さい |