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2−1.エクセルへ書き出してみましょう



 から  へ  コマンド名 「 エクセル書き出し

ここからは、桐表を、エクセル(book形式)へ変換するための説明です。コマンドは、

エクセル書き出し <EXCELファイル名>, <ワークシート名>, 項目名行=【する|しない】, 上書き=【しない|する】, 開く=【しない|する】, 終了状態=<変数名>

ですね。しかし読み込み時にも説明しましたように、「EXCELファイル名・ワークシート名」では、わかりづらいので、読み込み同様、例題で、使用している名前で紹介します。

※エクセル(読み込み)での「<ワークブック名>」と、今回のエクセル書き出しの「<EXCELファイル名>」は、同等の意味に解釈してください

・例題は、読み込みに使用した、桐表"エクセル取込.tbl"を、使用します。その為、読み込みで完全にデータを読み込んでおいて下さい

また、一括処理で最初から説明してもいいですが、せっかくフォームを作成しましたので、それを利用していきましょう


それではメインのコマンドを修正してみます

エクセル書き出し &book名,&sheet名, 項目名行=【する|しない】, 上書き=【しない|する】, 開く=【しない|する】, 終了状態=<変数名>

このようにして利用します。


利用するコマンドがわかったら、次はイベントを作成します。が、その前に説明の補足を、しておきます。

  • 読み込み時には、触れてませんでしたが、「エクセル・エクセル書きだし」ともに、一回のコマンド実行で「読み書き」できるのは、一シート単位です。
    従って、エクセルファイル(ブック)に、複数のシートがありその全部を「読み込み、または書き出し」する場合は、複数回のコマンドを実行する必要があります。

  • エクセル(読み込み)コマンドの説明時に、シート名は、支援ボタン(ドロップダウンリスト)で、選択をしましたが、書き出し時は、「表のデータを利用して、作成します。利用する項目は、[sheet名]です。」 読み込み時に、「置換 [sheet名]=&sheet名」を、実行していたのもこのためですネ。


フォームの作成(コマンドボタンの追加)

書き出し専用コマンドボタンを下図の所に2個追加します

名称 ソース(標題) 目的・機能・役目 手続き名
b書出sheet 書出sheet シート単位で書き出します 書出sheet
b書出book 書出book 桐表(tbl)全部のデータを、シート名別に書き出しします 書出book


コマンドボタンの内容は、
・機能名:手続き実行、パラメータ:(手続き名参照)


 

追加ボタンはできましたか? 


イベントの内容は

手続き定義開始 書出sheet()

 * ここにも、ブック名の判断を入れるといいでしょう−−−−−−−

 絞り込みを行います
 * 複数ブックで同じシート名データが入ってる場合は、「book名」の絞り込みも考慮する必要があります
 * 「&book名・&sheet名」を、同時に絞り込む方法もあります。

 エクセル書き出し &book名,&sheet名,・・・・・・・・・
 * エクセル書きだしコマンドは、項目の指定はできません(桐9sp1現在)。そこで、もし、全項目の書き出しでない場合は、「表示幅」コマンドを使用しておきます

例:
 ・ 表示幅 {[番号]5,[名前]18,[国語]8,[算数]8,[理科]8,[社会]8,[英語]8,[合計]8,[平均]8}
 ・ 表示幅 {[番号],[名前],[国語],[算数],[理科],[社会],[英語],[合計],[平均]}
 * 表示幅コマンドで、項目名の後ろの数字は、なくてもいいです。
 * また、必要によっては、元にもどしておきます

注:実行時は、エクセルが起動してないことを確認してください。

○ 「2−1.エクセルへ書き出してみましょう」では、とりあえずここまでです。
読み込みで説明しました「確認ボタン」を利用して、実際にエクセル表を開いて確認しておいて下さい

○ 「エクセル書き出し」コマンドで、「開く=する」の指定では、書き出した後、自動でエクセルファイルが開かれます。テスト中はこれでもいいですが、最後は「開く=しない」に設定して下さい。理由は、次説明で

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