返済計算処理の表(tbl)説明
表(tbl)作成で |
今回の表(tbl)は項目・計算式ともにシンプルです。 目的が『借入金があり、月々返済・利息を支払う・借入れ元本が少しづつ減っていく。そして最後は0円になればいい。』それだけですから。 しかし『最後に0円になる』・・実は、これが大変です。でも別に表(tbl)の項目計算式だけで済まそうというわけではありませんので。 その辺はイベントで、ご紹介致します。 項目名は、それらしく設定しましょう。計算式は・・・・・・簡単な式だけです(今回は特に!) 利息の計算は、すべてイベントで行っています。表(tbl)では、残高や日付等の記録のみ利用しています また、今回通貨項目を多用しています。通貨項目は小数点以下も扱えますが、実際に返済する場合は1円以下の単位は、ありません。そこだけ気を付ければ、表(tbl)は簡単ですね。 |
表(tbl)の内容 |
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項目名・計算式は下記参照ください。その前に、今回3通りの返済方法で利用する表を、共通表で利用しようと考えています。 求める物が違えば当然計算式が異なります。(返済方法の詳細は別途説明致します ・単月の返済金の求め方は、返済方法により、(1)借入金+利息=返済金・(2)返済金−利息=借入金などがあります。 表の項目での計算式は
このように、返済方法が異なる場合は、同一表は利用できません。 そこで、例えば(2)の返済方法の場合は、イベントの中で、「返済金−利息」を変数に代入しておき、表に書き込みます。 このように少し工夫するだけで、共通表として使用できるようになりますね。 |
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表(tbl)の項目名・データ型・項目計算式
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[回数]〜[日数]・・項目名の内容が入ってます。([利率]・[日数]は、現在、このプログラムでは使用していません) 利息の計算を日数で行うのではなく、年間の12分の1または2分の1として行っているため |
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[月***]・・・・月々の返済額や利息や残高が入っています |
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[賞与***]・・・賞与併用返済時の返済額や利息や残高が入っています |
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[単位***]・・・1行の合計が入ってます。この辺は項目計算式が
入ってますので参照ください |
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[*調整]・・・・・最終的に元本返済額が借入額と差異になった端数を格納しています |
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[備考]・・・・・・調整額の内容を表示します |
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[賞与月]・・・・・日付の月部分を「1〜6」に振り分けます。「#mod」関数は、わり算であまりを出します。 日付を6で割ったあまりは、1〜5は「1〜5」が出ますが6を割った場合「0」になってしまいます。 先に「−1」して6で割りそのあと「+1」することで、あまりが「1〜6」の数字を出すことが出来ます。 桐以外でも使用する機会が多いので覚えておきましょう。 |
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[日付変更]・・・・曜日の関係で日付を繰り上げした行に印を付けています。下記の項目設定参照 |
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[G]・・・・・フォームで最下段に合計が出てますね。そのために使用します。通常データは月々の返済しか入っていません。 しかし、利息の合計はいくらだろう?とか、あといくら残ってるだろうと思ったとき合計が出てれば便利ですね。 合計を出すためには、特定のグループ化が必要です。そこで今回は[G]を利用しています。内容はなにも入ってません つまり、[G]の項目が未定義なものをグループ化しているわけです。つまり全部ですね |
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○項目表示条件の設定 ・日付の繰り上げ修正をした行にわかりやすく色つけを行ってます。 属性→項目の表示条件→条件編集 ここに、「[日付変更]="変更"」を設定してあります。 イベントの曜日修正の中で、置換 [日付変更]を行ってます。 |
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・項目表示条件を設定すれば、例えば5行ごとに背景を変更するとか、ある一定の数字以上の文字色を変更するとか、ただの一色の表より視覚的にわかりやすい表の作成が可能です。いろいろお試しください。 |