コマンドボタン使用における技

 

ボタンの共通部分の説明(下記5個)

  


検索ボタン・編集ボタン・追加ボタン・削除ボタン・整列ボタン
[例:検索ボタンを使用していますが、全ボタン共通です]

各ボタンとも、2個のオブジェクトを重ねて表示します

装飾の説明のまえに、まず、上の2個のボタンを比較してみて下さい
いかがですか?違いがわかりますか

正解は、「ボタンの表面色が、すこし違います」
※ボタンイメージが、gifのため多少見分けづらいかな?

アイコン同様やはり、装飾用にオブジェクトを2個重ねて表示してあります
(ただし、ボタン機能には関係ありません)

1.コマンドボタン・・・・・・・・コマンドを記入します

  まず、フォント・背景を設定します。
  コマンドボタンに、機能名と、機能パラメータリストを、それぞれ記入します

  コマンドボタンをマウスではなくキーボードから操作出来るようにするためには
  例:検索ボタンを、「F」に割り付ける方法は、
  表題に、表示したい文字+(&キー)を記入します  上記例では、検索(&F) 
  これでキーボードから、操作ができるようになります

  最後に、ボタンのピクチャーを設定します(コマンドボタンタブの一番下を利用)
  ボタンに設定できるピクチャー一覧です

  サイズの変更のほかにも、「*.bmp,*.grp,*.gif,*.jpg」から、選択することも出来ます

2.ピクチャーオブジェクト・・・・ボタンに重ねて表示効果を出します

  ここで、上記2個のボタンの違いを説明します。実は次の図をピクチャーで取り込み
  重ねて表示させています。

  どうしても、背景色の設定だけでは、平面的なボタンになってしまいますので
  もっと目立った装飾をしたいなどに、ご利用ください
  ・インターネットにも、たくさん素材集のページがありますネ.助かります
                           よけいなお世話でした

  ピクチャーオブジェクトの効果より、ラスターオペレーションを設定すると
  摩訶不思議?なボタンができあがります

画面最下行のボタンの共通仕様です

 

 

検索ボタンの説明

  ボタンの共通部分の説明


機能名は、検索_比較式です。式入力「…」の編集より、選択します

機能パラメータリストになにを書くかが大事です
・いつも、[氏名]・[電話]のように項目が決まってる場合は、パラメータリストに項目名を
 指定しておきます
・項目名が未定の場合は、パラメータリストは空白のままにしておきます。
 空白の場合の動きは、カーソルのある項目を検索対象としたダイアログが、開きます。

実際の利用としては
事前にカーソルを検索項目に移動しておくか、検索ボタンをたくさん作るかの違いですが

   コマンドボタンの記入例

番号 機能名 機能パラメータリスト
1. 検索_比較式  
2. なし  
3. なし  
4. なし  

 

 

 

編集ボタンの説明

  ボタンの共通部分の説明


機能名は、表示/訂正です。式入力「…」の編集より、選択します

機能パラメータリストは、ありません

   コマンドボタンの記入例

番号 機能名 機能パラメータリスト
1. 表示/訂正  
2. なし  
3. なし  
4. なし  

現在、表示されているデータの、カーソル場所が、訂正モードにかわります

 

 

追加ボタンの説明

  ボタンの共通部分の説明


機能名は、行追加です。式入力「…」の行操作より、選択します

機能パラメータリストは、ありません

   コマンドボタンの記入例

番号 機能名 機能パラメータリスト
1. 行追加  
2. なし  
3. なし  
4. なし  

現在、表示されているデータの最終行の次に、新規データを追加入力します
表示されているデータの場所は関係ありません

データーの追加には、ほかにも行挿入の機能もありますが、挿入モードでは
表示されている行の上に、データが入ります

 

 

削除ボタンの説明

    ボタンの共通部分の説明


機能名は、行削除_指定行です。式入力「…」の行操作より、選択します
機能パラメータリストは、確認しないにしておきます
(間違えた場合復活できますので、毎回確認するより手間がかかりません)

 省略すると確認となります。

   コマンドボタンの記入例

番号 機能名 機能パラメータリスト
1. 行削除_指定行 確認しない
2. なし  
3. なし  
4. なし  

現在表示されているデーター行が、削除の対象となります

 

 

 

整列ボタンの説明

   ボタンの共通部分の説明


桐には、新規データを入力するとき、そのときの状況で、2ヶ所の場所に入ります

1.絞り込みや並べ替え状態でないときは、カーソル行の前に、データーが入ります
2.絞り込みや並べ替え状態のときは、一番最後の行の次に、追加されます

したがって、データをみるときは何かの順で並べ替えする必要があります
通常住所録では、氏名順や勤務先順等が普通です。

表(tbl)に事前に登録しておき、ボタンで並べ替えを指定して利用する方法を紹介します

・最初に、簡単な方法を紹介します

   コマンドボタンの記入例1.

番号 機能名 機能パラメータリスト
1. 並べ替え条件名 並び替え条件名
2. なし  
3. なし  
4. なし  


並べ替え条件名で登録した、条件名で実行されます



・次にちょっと複雑な?、方法を紹介します

  例1.との違いは、桐では、絞り込みや並べ替えや解除等を実行すると、対象データーの先頭行から
  表示されます。従ってコマンドを実行前と実行後では、表示内容に差異がでます
  それを防ぐためには、ちょっと変数を利用して・・・・・、

   コマンドボタンの記入例2.

番号 機能名 機能パラメータリスト
1. なし #代入(&比較式,[No]="+#文字列([No]))
2. 並べ替え_条件名 並び替え条件名
3. 検索_比較式 _&比較式
4. なし  


※それぞれの機能の詳細は省略しますが、

1.現在表示している行の[No]を、変数 &比較式 に代入します
  (項目名は[No]でなくてもいいのですが、重複しないように設定しておきます)
2.並べ替え条件名で登録した、条件名で実行します
3.検索_比較式を利用して、1.で代入した[No]を検索します
4.

めでたし、めでたし