やくにたつかも、たてるかも
●桐V8添付 例題フォーム表示
桐の例題には、フォームのサンプルが、57個添付されてますが、全部のフォームを開くのはとても大変です
また、リファレンスを片手に、キーボードからというのも手間がかかりますので、全サンプルをマウスだけで、
参照できるフォームを作成してみました。
(欠点:表(tbl)を参照しているものは、多重化処理を行ってないため、1度に1フォームしか開けません)
サンプルの保存されてるフォルダーは個々で違うかも知れませんのでご確認下さい
私の場合は、D:\KIRIV8\Sample\例題\フォームとなってます
【作成工夫点】
一番簡単な方法で作成してありますので特別工夫点はありませんが、しいて書けば少し汎用性を持たせる為に
イベント処理致しました。
通常フォームを開くときは、フォームの数だけコマンドボタンを配置し、コマンドボタンの属性に次の様に
設定します。
コマンドボタンオブジェクト属性 オブジェクト名 ○○○○○○○ 標 題 △△△△△△△ 機能名 機能パラメータリスト 1 開く "フォームファイル名.wfm" 2 3 4
しかし、数が多い場合は作るのが大変なので、今回はコマンドボタンからオブジェクト名を利用してファイル名を取得しています
方法は、フォーカス取得イベントを使用して、オブジェクト名を取得することにしました。
参考「フォーカス取得イベントでは、フォームに組み込まれている局所変数 &this に、イベントが発生するたびに、発生元のオブジェクト名が代入されます」
しかしこの方法では、ファイル名をオブジェクト名にしなくてはならず、これも大変です。
そこで今回はファイル名を標題に設定し、標題を取り込むことに致しました。(別名:究極の手抜きです)
まずコマンドボタンを一つ作成します。次からはこれを、複製して、倍々に増やしていきます。
最初にオブジェクト名を設定しておけばあとは連番で作成されます。(下記左図)
オブジェクトリストの一部 ファイル名一覧(テキスト)
次に、対象フォーム一覧をTXT形式で作成しておきます(上記右図)
(方法は、MS−DOSのコマンドから dir *.wfm>保存ファイル名.txt とすればいいです)
次に各ボタンの標題に名前をつけるのですが上図のように配置して、右側のテキストから左の標題へ複写すれば
簡単に作成できます
次にイベント処理を作成(イベントはファミリーを使用します)
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特に短いので注意することはないのですが、標題を取得してファイル名に変換の部分を説明して置きます
すでに、&this に、オブジェクト名が代入されてますので、それを利用して標題を取得します
&botan=&this
オブジェクト操作 &STR=&botan.標題
&wfm名=&STR+".wfm"
1行目・・&thisを&botanへ代入(他でも利用するため)
2行目・・&STR=&botan.標題 これで&botannの標題が&STRに代入されます
3行目・・オープンするファイル名の作成(拡張子を付加してます)
とっっても簡単なイベント処理です
※かなり手抜きのところもありますが、ファイル名とボタンの標題を同じにしておくことで開く前に
多少内容がわかり便利だと思います。
また、たくさん増えてもボタンの追加・標題設定・ファミリーの登録だけですみます。
つまり標題を変更するだけで、他のフォームへの切り替えも簡単にできます。
【利用方法】
解凍して出来たファイル2個を、上記「例題\フォーム」にコピーしてください
起動は、wfm一覧.wfmをクリックして下さい。
例によって作成したサンプルをUPしておきます。