タイトル  桐ver.8→ver.5の表ファイル変換一括処理 作 成 者  幅田浩司 コメント   桐は以前から旧バージョンのファイルを変換して読み込むことは       できても、逆に旧バージョンの形式で書き出すようなことはできな       かった。        Win版桐が出ても、まだまだDOS版桐の愛用者は多く、Win版、DOS       版の両方を併用しているユーザーもよく見かける。        うっかりDOS版のファイルをWin版に変換してしまって元に戻した       いとか、最初Win版で作成したが、どうしてもDOS版の表ファイルに       移したいとき、普通ならK3フォーマットのファイルを使うことに       よりデータだけは移行することができるが、DOS版桐であらかじめ表 定義をしておく必要があった。  また、値集合や複雑な項目計算式を設定している場合など、表定義 をあらためて作成するだけでもけっこう大変な場合もある。  そこで、もっと簡単にver.8の表ファイルをver.5に変換したいと       いう要望からこの一括処理を作成した。        なお、これは以前にv7用に作成したものをv8用に作り直したも       のである。ただし、データを変換する主要部分は全く手を加えていない。       使 い 方   適当なフォルダに保存してLZHファイルを解凍して下さい。       解凍後は8つのファイルが作成されます。(すべて同じフォルダに入れ       てください。)  一括処理は桐ver.8で実行しますが、一部システムコマンドにより桐ver.       5の一括処理も実行していますのでパソコンに桐ver.5がインストールされ       ている必要があります。(C:\KIRIV5のフォルダに桐ver.5がない場合は解       凍して作成された、「KIRI.PIF」で右クリックしてプロパティを開き設定変       更して下さい。)  桐ver.8で「CNV85.CMD」を実行すると、変換元ファイル名と変換先ファ       イル名の入力画面が出ますので、それぞれ入力したあと、変換実行ボタン       を押してください。        後は自動的に処理をすすめます。 注意事項 途中でMSDOS版桐ver.5が実行されるため、LZHファイルを入れるフォルダ       名はMS-DOSで認識できるフォルダ名にして下さい。(半角で8文字以内)         ~~~~~~~~~~~~  項目計算式はそのまま移行します。もしも桐ver.5で対応していない       記述があった場合、不具合となります。 また、表引き等で他のファイルを参照している場合、変換先にそのファイル       が存在しないとエラーとなり、変換できません。        なお、この一括処理では、表定義と表題設定及びデータはかなり忠実に       移行しますが、(もちろん桐ver.5でサポートしていない機能には対応       していません。)       索引や行集計条件、一覧表条件等の変換には対応していません。