管理工学研究所の「桐の掲示板」に、「日付入力の際にカレンダーを使ったデータ 入力…」とありましたので練習のつもりで作ってみました。職場の同僚に開陳したと ころ、「誰がこんなものを使うか!!」と罵倒されてしまいました。実際日付入力の作 業にはカレンダーなどは使わず、日付項目を整数などに設定し、年・月・日と分けて入 力するやり方が一般的でしょうから、罵倒されるのもごもっともです。しかし、せっ かく作ったものは誰かに見て欲しく、ボランティアのつもりで開いてみてください。 ● 入力支援のモーダルフォームとして使えるように作りました。 ● データの受け渡しには、組み込み変数の &STR を使っています。   使ってみようと興味のおありの方は、お好みの変数に変えてください。  「カレンダー.wfm」のフォーム定義で、コマンドボタン「Copy」の「機能パラメー   タリスト」の変数指定を変えてください。 ● 受け渡される日付の形式は桐の環境設定に依存します。 ● 扱える年度の範囲は、西暦1〜32,766年、桐の日時関数の可能な範囲です。 ● おじゃまにならないように、小さめに作りました。 ● マウス操作・キーボード操作とも可能です。 ● 推奨マシン環境は PentiumU400 以上です。(私のマシン環境です、ハハハハ) **** 操作方法 **** @ 呼び出した時は、今日の日付がボタン状態になっています。   矢印キー又はマウスのクリックでそのボタン状態の「日」を移動できます。 A Enterキー又はマウスでボタン状態の「日」をクリックすると、日付が選択され上   に表示されます。その選択された日付が受け渡される日付です。   別の"日"に移動し Enterを押すか、クリックをすると日付が選択し直されます。   日付は、受け渡し変数とクリップボードに代入されます。 B 選択された日付を消すには Delete キーを押します。  「選択日:」と表示された箇所をクリックしても消すことができます。   受け渡し変数とクリップボードの値もクリアーされます。 C 年月日の移動は、画面上の該当するボタンを押すか、年・月の箇所をクリックし   直接入力します。   Page Up 又は Page Down で月の移動、Shiftキーを押しながらで年の移動ができ   ます。 D 今日の日付に戻るには「今日」のボタンか、Home のキーを押します。 E Shift+Enter でカレンダーを閉じ日付を受け渡します。   Windowsの右上「閉じる」のボタンでも同様に閉じて受け渡します。   Insert キーを押すと、ボタン状になっている「日」を選択し直接閉じます。   希望の"日"上でダブルクリックすると、その日を選択し直接閉じます。   (ダブルクリックは擬似的なダブルクリックです。Windowsのコントロールパネルで   設定した間隔ではありません。「祝日設定」のなでダブルクリックの間隔が設定で   きます。初期値は0.4秒にしています。) F Escキーでは日付を受け渡さずに閉じます。   受け渡し変数とクリップボードの日付はクリアーされます。 G 祝日の設定は「祝日設定」のボタンを押すと表が開きます。   カレンダーの画面下の祝日の表示は、横2列・縦7行の計14祝日まで表示可能です。   しかし、画面のスペースの関係上文字の大きさが自動的に小さくなります。 ● カレンダーのみに必要なファイルは ○ カレンダー.wfm ○ カレンダー.kev ○ 祝日.tbl ○ 祝日.wfm ○ 祝日.var ********************  フリーですので、ご自由に扱ってください。消すなり、壊すなり、無視するなり好 き勝手に処分してください。(ハハハハ、だれか一人でも興味を持っていただけると有 り難いのですが。)  うかつに使ってしまい、そのために生じた損失に対しては一切責任を負えませんの でご了解ください。  イベント定義を作るなかで、ひとつ解らないことがありました。オブジェクトの属 性を一時的に変更したあと元に戻すにはどのようにするのでしょう。 オブジェクト操作 @….前景色="灰色" などと、また定義し直すのでしょうか?フォーム上で定義した規定値があるのでそれ を"規定値"などと指定できないのでしょうか? (説明のなかで質問するな!!、と怒られそうですね。ハハハハ)  記 2000.12.15  mudagami