ChkVar20.lzh CMD不要変数チェックCMD 桐V8 一括処理 Copyright (c) 1996 by 悲しげ mailto:kanasy@phoenix-c.or.jp Arranged 2000 by Ogo mailto:ogou@icity.or.jp ●はじめに 桐V8 一括処理サンプル として、CMD不要変数チェックCMDを アップロードします。 この一括処理は、一括処理を作る時に変数宣言のみをしておきながら、 現実には一度も使われないままで朽ち果ててしまっている (^^; 不要な 変数をチェックすることが目的です。 全くの白紙状態からスクラッチで一括処理を作成する場合にはこの手の 不整合は起きにくい筈ですが、現実にはどこからか古い一括処理を基に 処理を加除することが多いわけで、その過程でこの手の不整合が極めて 容易に起こり得るし(少なくとも私の場合は (^^; )、一括処理を改良 している内に変数名を変えてしまったり、サブルーチンをごっそり削除 した時に冒頭の変数宣言のみが生きていたりするので…… (^^; 。 とは言っても、これは Ogo が書いたものではありません。 今を去ること4年前、ニフティの会議室に於いて「悲しげ」さんが >- FAPPLI MES(16):【国産桐たんす】「桐」活用とQ&A #12 96/06/27 - >457/457 GCG01371 悲しげ RE:一括処理:変数の管理について という発言の中で一括処理を丸々記述していたものに Ogo がユーザー インターフェース部分に手を加えたものです(桐8用に移植していて、 ついでに桐5もほぼ互換性があるようにリファインした)。 あのままニフティの過去ログ倉庫で眠らせておくのはあまりにももったい ないので、こうして日の目をみせようというわけです。 なお、DOS 版の 桐 5 用には別のアーカイブを用意してありますので、 そちらをお使い下さい。 ●インストール 圧縮ファイルの中には、$$$$Vari.CMD , $$$$Vari.TBL , CkhVar.TXT の計3つのファイルが入っています。 この中で、この説明書を除く2ファイルは全て同一のディレクトリに存在 する必要があります。 インストールと言っても、適当に何でもいいからディレクトリを作って、 その中にファイルを移動・複写するだけです。 なお、最初から単独の目的一括処理がある場合、その同じディレクトリに 解凍(移動・複写)するとファイル指定が簡単です。 ●試してみましょう とにかく、インストールしたディレクトリの「 $$$$Vari.CMD 」をダブル クリックすればこのシステムが動き始めます(桐5と互換性のある「実行 ウィンドウ形式」でプログラムが動きます)。 最初に、どの一括処理ファイルをチェックするか聞いてきます。 適当に指定してやるとその一括処理の中身を参照して、その中に一度きり しか出てこない変数の一覧表を表示し、任意の名前でテキストに書き出し ます。 もちろん、一回きりしか出てこない変数であっても、以下のようなケース では問題はありません。 1.当該変数が「組込変数」の場合 2.当該一括処理から別の一括処理を呼び出している場合またはその 逆に別の一括処理から呼び出されている場合で、尚且つ、その中 に同じ変数が使われている(又は、そこで変数宣言されている) 場合 なお、指定した一括処理ファイルに「参照(更新に非ず)利用者コード」 が設定されていた場合に、別の利用者コードでこのチェック用一括処理を 動かしていると、ファイルのオープン不能でエラーが発生します。 その場合は、現在の利用者コードを当該一括処理に登録したコードに変更 して続行することができます(利用者コードの判らないCMDはチェック できません)。 ところで、*.kev はチェックしていません。断片的なサブルーチン であるからという理由です。 改造自体は簡単ですから、必要性を認めた方はどうぞご自由にして下さい。 ●最後に この「CMD不要変数チェックCMD」は 悲しげ & Ogo の著作物です。 悲しげ & Ogo は これのバグ訂正やバージョンアップの義務を一切負い ませんし、ユーザーサポートの義務も負いません。 この一括処理を使った結果、生じた損害に関しては 悲しげ & Ogo は 一切関知しません。ご自分の責任とリスクにおいてお使い下さい。 この一括処理を使った結果、生じた喜びや感謝や感想は、動作環境と 共に 悲しげ & Ogo に伝えてもらえれば、悲しげ & Ogo は大喜びする でしょう。(^_^) この一括処理を配布するなら、この説明書も添付して下さい。 不特定多数の方への配布でなければ、再譲渡は自由です。 物好きにも転載等をしたい人がいれば、事前に Ogo まで E-Mail でご 連絡下さい。 以上、文章担当 Ogo Ogo mailto:ogou@icity.or.jp URL=http://www.icity.or.jp/usr/ogou/ 悲しげ mailto:kanasy@phoenix-c.or.jp --------------------------------------------------------------------------- 蛇足 某社や某社のように、普及した頃合を見計らって、後になってライセンス を強制するような姿勢は人間の信義を踏みにじる最低の行為だと Ogo は 考えています。 また、オンラインその他で「相互扶助」精神でフリーソフト(オープン・ ソースに限定せず)公開やボランティア行為を行なっている人々の精神を 貶めようようとしたり、その行為を妨害しようとしたりするMS社の行動 も顰蹙を買ってしかるべきだと Ogo は考えています。 心当たりのある会社の関係者は、この一括処理を利用することを自発的 にご辞退下さるよう、 Ogo は強く望んでいます。