第3章−4 イベント(本文書出し)

イベント定義→本文書出し

・ここでは、一行を一ファイルとして作成します。
ファイル名は、項目番号+".htm"と、なります

読み:あーかいぶ
アーカイブ
分類:コンピュータ一般
意味:
一般的には文書や本を集めた保管場所のことをアーカイブというが、コンピュータ用語としては、複数のファイルをひとつのファイルにしたもの。複数のファイルをひとつにまとめるには、よく使われるのはLHAなどの圧縮ソフトで、複数のファイルを圧縮しつつ、ひとつのファイルにできる。アーカイブを書庫ファイルということもある。

ここに、参照リンクを追加します


イベントの内容(作成上の注意等)

・書き出しは、表の一覧表形式でなく、印字で処理します。

・プログラムの構造は、1.ヘッダー部分を書き出す。2.本体を一行ずつ書き出す。3.フッタを書き出す。
 以上、簡単な構造です。

・今回は、印字コマンド処理しますので、先頭に「印字開始 ファイル名」・最後に「印字終了」を、忘れず入れて下さい。

ここまでは、タイトル書き出しと同じですので、わかりますね。違うのは、繰り返しの方法です。繰り返しのなかで、上記「1〜3」までを行うことです。つまり、繰り返し開始と繰り返し終了のあいだに、「印字開始〜印字終了」までが入ります。

ヘッダ部分・・・ヘッダーに書き出すのは、htmの少ない文字列です。ある決まった文字列を書き出します
 <html>
 <head>
 <title>○○○○○○</title>
 </head>
 <body>

この中の「<title>」と、「</title>」の間の「○○○○○○」は、ブラウザのタイトルとして表示されます。

ここでは、この「タイトル」の部分が重要になります。ブラウザでみてるあいだは問題有りませんが、後に「chm形式」の変更したときそのままヘルプの項目名になります。従って「わかりやすく・重複しない」ようにすることが必要です。幸い、今回は[項目]を利用しますので、大丈夫ですが、・・・

本体部分・・・ここでは、一行分の項目を書き出します
印字 [項目A]
印字 [項目B]
印字 [項目C]
印字 [項目D]

このように書き出しますが、注意が必要です。ブラウザで見ると、改行がされていませんね。そこで、改行の必要な場所には「<BR>」を入れます

印字 [項目A]
印字 "<BR>"
印字 [項目B]
印字 "<BR>"
印字 [項目C]
印字 "<BR>"
印字 [項目D]

これで、改行がはいりますね。

次に、参照のリンクを作成します。

例:[参照1]に「解凍」、[参照番号1]に「115」となってる場合は、<A href="115.htm">解凍</A>・・このようにします。
もちろんそのまま書くわけではありません。実際には、項目名を利用して作成します。以後、[参照2]以降も同様に続けます。

最後に、目次(index.htm)へも戻れるようにしておけばいいですね

参考:参照が複数あるばあいは、途中に「|」を入れておくと区切りが解りやすいですね

フッタ部分・・・次の2行を作成します
 </BODY>
 </HTML>

これで、印字処理は終了です。
ここまで処理が済んでから、繰り返し終了を行います

これで、桐での処理は終了です。フォームの「HTM起動」を利用して、実際に試して下さい。