e桐へ

1−1.とにかく、エクセル表を開いてみましょう



 から  へ  コマンド名 「 エクセル

エクセル表を桐(表)へ変換するためのコマンドは、

エクセル  <ワークブック名>,<ワークシート名>,変換範囲 = (<開始セル>,<終了セル>),項目名行 = する|しない,表名 = <文字列型の変数名>,上書き = しない|する,終了状態 = <変数名>

ですね。しかし「ワークブック名の、ワークシート名を、文字列型の変数名桐表に変換する」と、書いてもこんがらがってしまいますので、例題で、使用している名前で紹介します。

・例題は、クラス担任の先生が、それぞれ自分のクラスの成績表を、エクセルに入力しています。
シート名は「1学期中間・1学期期末・2学期中間・2学期期末・3学期中間・3学期期末」の6個のシートがあります。各シートの内容は、全部共通で、1行目に項目名、2行目以降、A列から順に、「番号・名前・国語・算数・理科・社会・英語・合計・平均」の順に、途中空白なく入力されてます。
同じ形式のシートが6個集まって、一人の先生分とします。A先生分を、サンプルA.xlsと、します。以上のルールのエクセルファイルです

・次に、桐表のファイル名は、・・・いきなり完全な形のデータを読み込むのは無理です。上記の場合はOKですが、後日のためにとりあえず作業表に取り込むことにします。

・そこで、ファイル名は、下記の様にとりあえず決めます

エクセルファイル名 <ワークブック名> ="サンプルA.xls" 
指定するシート名<ワークシート名> = "1学期中間"
桐の作業表名 <文字列型の変数名> = "エクセル$$$$.tbl"

もちろん他のシートを読むときは変更が必要になります。


これで、先ほどのコマンドを修正してみます

エクセル  "サンプルA.xls","1学期中間",項目名行 = する,表名 = "エクセル$$$$.tbl",上書き = する

範囲は、今は自動にしておきます。桐が適当な範囲を指定して読み込んでくれます。他の黒字のところはヘルプで確認してください。
テスト用サンプルA 

では実際に一括処理を実行してみましょう。
ファイル名は、「エクセル取込.cmd」として、
先ほどの、エクセルファイルと同じフォルダーで、上記コマンドを1行書いた一括処理を動かしてください。
注意:このときエクセルは起動しないでおいてください。

たぶんすぐ終わってしまうと思いますが、同じフォルダの中に「エクセル$$$$.tbl」ができてましたら開いて確認しておいてください。これで、無事エクセルのシートを、桐表に変換成功です。しかし、できてない方は急がなくて結構です。再度上記から確認してください。

これで、エクセルの取り込みは終了です。ここまでで、いろいろ疑問があるかと思いますが、2番以降で説明いたします。
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