Bench10.lzh 桐8ベンチマークテストCMD Copyright (c) 2001 by Ogo mailto:ogou@icity.or.jp ●はじめに 桐8ベンチマークテストCMDをアップロードします。 この一括処理は、貴方の桐システムの実行環境(実用速度)を確認する ためのものです。 桐を実務で使うのに、一体どの程度のスペックを持った機械が必要なの でしょうか? また、同一スペックの機械であっても、環境設定によって天と地ほども 運用時の速度に差が出るはずです。 そして、大きな問題として、同一スペックで「より」能力が低い機械は 購入の選択肢から外す検討をする必要も出るでしょう。 もちろん、自分1人で1台のみでベンチマークをやっても意味はありま せん。より多くの環境と比較してこそ、相対的な比較の意味が出て来る 筈です。 と言うことで、比較報告用に専用掲示板を1つ立ち上げました。 URL="http://www.icity.or.jp/usr/ogou/cgi-bin/Kiri_BM.cgi" ドキュメントに書いてある様式で貴方のベンチマーク結果を 教えて下さい。 機械自慢が目的ではありません。 遅い機械は遅い機械で、どの程度のことができるかの指標として有益な 資料になるはずです。 あくまでも、業務に使う上での皆さんの大まかな判断基準を掴むための 指標になればと思っています。 なお、私自身も「桐にとって理想的な環境」を実地的に把握している わけではありません。 情報を集めることによってガイドラインが見つかるかもしれません。 ●インストール この圧縮ファイルの中には、Bench.CMD , Bench.WFM , Choice.WFM , Display.WFM , Bench.Txt , Report.Txt の6ファイルが入っています。 この中で稼働に必要なのは、テキストを除く4ファイルだけです。 インストールと言っても、適当に何でもいいからディレクトリを作って、 その中にファイルを移動・複写するだけです。 一応、当該ドライブに 50MBytes ほどの空きがいるんじゃないかなぁ? と申し添えておきます(どの程度のディスク容量が必要かは環境により 異なるのです。キャッシュに使えるメモリに依存するみたい)。 ●実行してみましょう 最新の高スペック機械でないと、片手間ではできません。 業務時間中にベンチマークを行なう際は、それ相応の覚悟をして下さい。 - - - 準備として、スクリーンセーバーを切っておいた方が良いでしょう。 このベンチマークソフトでいい数値を出すためだけに常駐ソフトを切る ようなマネをするのは愚の骨頂です。 スクリーンセーバーのみ例外として、あくまでも「実際の運用時の条件」 でテストを行なうべきなのです。 ウィルスチェックソフトも稼働させておいて下さい。 なお、Win 9x, Win Me の場合は、必ずリソースメーターの類いを常駐 させてから実行して下さい(「アクセサリ」の中の「システムツール」 にショートカットがありますが、初期の Win 95 の場合デフォルトでは インストールされていない場合があり得ます。その場合は「アプリケー ションの追加と削除」の「Windows ファイル」タブで追加インストール して下さい)。 - - - インストールしたフォルダの「 Bench.CMD 」をダブルクリックすれば このシステムが動き始めます(もし関連づけをしていない場合は、桐8 のメニューかファイルパレットから「 Bench.CMD 」を開いて下さい)。 - - - 最初に「リソースチェック」もやるか否かを訊ねて来ます。 特に Win 9x, Win Me の場合は、一度はチェックしておくべきでしょう。 桐を稼働時するのに Win 9x, Win Me で「リソース不足」で困っている 声をよく聞きますが、そもそもリソース確保の基本を行ないもせずに、 メーカー出荷デフォルトの状態で使っていれば「リソース不足」が出て 当たり前というヒドイ機械を作っている大手メーカーは多いのです。 特に、「同じ価格でより多くのソフト・機能が満載のお買い得マシン」 でこの傾向が酷く、大手のネームバリューだけを頼りに購入することが 如何に仕事の能率を下げるかの見本になっています。 (この件に関する私案は以下に書いておきました) http://www.icity.or.jp/usr/ogou/cgi-bin/Ogo.cgi?log=&v=128&e=msg&lp=128&st=0 しかし、初期設定での「リソース確保」では、稼働中に発生するメモリ リーク(リソースの激減)などは確認できません。 そのチェックの為に、上記のリソースメーターによるリアルタイム情報 取得と、このベンチマークでの酷使の両方を使うわけです。 私自身、 Win NT 4 でさえも(常駐ユーティリティーのメモリリークの ため)「リソースチェック」で桐8が潰れてしまいました(それでも、 3.000 ループ程行った。 Win 98 では 100 ループ強で潰れた)。 「リソースチェック」は「ウィンドウ作成・終了」の 10,000 回ループ です。 もし途中で桐がリソース不足で潰れた場合でも、「 BenchLog.K3 」に 到達ループ数が記録されています。 次に、データ入力(行追加)50,000 回ループのテストです。 続けて、データ置換のテストです。 もしもキャッシュが有効なような数字が記録されたら、その数字は廃棄 して、有益な数字が得られるまでループします。 更にそのテーブルファイルを オープン・クローズ 200 回繰り返します。 これも 単に オープン・クローズ するだけでは全てキャッシュに入って 意味の無い数字が記録されるので、ちょっと工夫しています。 最後に画面更新(最大化・最小化・非表示)の 1,000 回ループテストを 行ないます。 以上の5テストを1セットとしています。 ●比較しなけりゃ意味が無いので URL="http://www.icity.or.jp/usr/ogou/cgi-bin/Kiri_BM.cgi" の掲示板に、貴方のベンチマーク結果を書き込んで下さい(もちろん、 匿名で OK です)。 たくさんの実例が集まれば集まるほど、みんなの役に立ちます。 基本的に、「 BenchLog.K3 」の中身を貼り付けてもらえればいいの ですが、補足事項として、冒頭に次の情報を書き込んで下さい。 ■回答書式 1:CPU/クロック: 2:搭載メモリ量: 3:利用HD種類: 4:ビデオボード: 5:MS-ie の種類: 6:機械メーカー: 7:機械モデル名: 8:常駐ウィルスチェックソフト名: 9:トレイに表示してるアイコン数: 他:補足(この環境で 桐 Win を使っている時の体感速度など): - - - - (以下に「 BenchLog.K3 」の中身を貼り付け) 実際の書式・回答例は、別紙「 Report.Txt 」を参照して下さい。 もちろん、ベンチマーク掲示版の前例も参考に。 ●最後に この「 桐8ベンチマークテストCMD」は Ogo の著作物です。 Ogo は これのバグ訂正やバージョンアップの義務を一切負いませんし、 ユーザーサポートの義務も負いません。 この一括処理を使った結果、生じた損害に関しては Ogo は一切関知し ません。ご自分の責任とリスクにおいてお使い下さい。 この一括処理を使った結果、生じた喜びや感謝や感想は、動作環境と 共に Ogo に伝えてもらえれば、 Ogo は大喜びするでしょう。(^_^) この一括処理を配布するなら、この説明書も添付して下さい。 不特定多数の方への配布でなければ、再譲渡は自由です。 物好きにも転載等をしたい人がいれば、事前に Ogo まで E-Mail でご 連絡下さい。 なお、URL="http://www.icity.or.jp/usr/ogou/cgi-bin/Kiri_BM.cgi" に、貴方のベンチマーク結果を報告してもらえると皆さんの役に立ち ます(義務ではありません)。 【オンラインソフトは相互扶助】――これをモットーに。 Ogo mailto:ogou@icity.or.jp URL=http://www.icity.or.jp/usr/ogou/ --------------------------------------------------------------------------- 蛇足 1. これは「フリーソフトウェア」です。代金支払いの義務は全くありません。 ただしよっぽど気にいった方がいらしたら、寄付金をいただくのにやぶさか ではありません。 その際には下記まで送金下さい。領収証が必要なら送付も可です。 もちろん金額に要望なぞはありません。 郵便振り替え 口座番号: 01320-2-15048 加入者名: Office Ogo 2.某社や某社のように、普及した頃合を見計らって、後になってライセンス を強制するような姿勢は人間の信義を踏みにじる最低の行為だと Ogo は 考えています。 また、オンラインその他で「相互扶助」精神でフリーソフト(オープン・ ソースに限定せず)公開やボランティア行為を行なっている人々の精神を 貶めようようとしたり、その行為を妨害しようとしたりするMS社の行動 も顰蹙を買ってしかるべきだと Ogo は考えています。 心当たりのある会社の関係者は、この一括処理を利用することを自発的 にご辞退下さるよう、 Ogo は強く望んでいます。