タイトル  桐ver.7→ver.5の表ファイル変換一括処理 作 成 者  幅田浩司 コメント   桐は以前から旧バージョンのファイルを変換して読み込むことはできても、       逆に旧バージョンの形式で書き出すようなことはできなかった。       これは現行バージョン(ver.7.1)でも対応されなかった。  Win版桐が出ても、まだまだDOS版桐の愛用者は多く、Win版、DOS版の両方を       併用しているユーザーもよく見かける。うっかりDOS版のファイルをWin版に変       換してしまって元に戻したいとか、最初Win版で作成したが、どうしてもDOS版       の表ファイルに移したいとき、普通ならK3フォーマットのファイルを使うこ       とによりデータだけは移行することができるが、DOS版桐であらかじめ表定義を       しておく必要があった。  また、値集合や複雑な項目計算式を設定している場合など、表定義をあらた       めて作成するだけでもけっこう大変な場合もある。  そこで、もっと簡単にver.7の表ファイルをver.5に変換したいという要望       からこの一括処理を作成した。       使 い 方  適当なフォルダに保存してLZHファイルを解凍して下さい。       解凍後は5つのファイルが作成されます。(すべて同じフォルダに入れてくだ       さい。)  一括処理は桐ver.7で実行しますが、一部システムコマンドにより桐ver.5       の一括処理も実行していますのでパソコンに桐ver.5がインストールされてい       る必要があります。(C:\KIRIV5のフォルダに桐ver.5がない場合は解凍して       作成された、「KIRI.PIF」で右クリックしてプロパティを開き設定変更して下       さい。)  桐ver.7で「CNV75.CMD」を実行すると、ファイル名入力画面になりますので、       変換したいファイル(ver.7)を指定します。後は自動的に処理をすすめます。       途中画面が真っ黒になり、桐ver.5の一括処理でファイル名入力画面になります       ので、新たに作成するファイル名(ver.5)を入力すると、しばらくしてその       ファイルが作成されて終了します。(表定義とデータが移行されます。) 注意事項 途中でMSDOS版桐ver.5が実行されるため、LZHファイルを入れるフォルダ名は       MS-DOSで認識できるフォルダ名にして下さい。(半角で8文字以内)       ~~~~~~~~~~~~ 新たに作成するファイル名を入力する際は必ず拡張子(.TBL)まで入力して下さい。 項目計算式はそのまま移行します。        もしも桐ver.5で対応していない記述があった場合、不具合となります。 また、表引き等で他のファイルを参照している場合、変換先にそのファイルが存在       しないとエラーとなり、変換できません。        なお、この一括処理では、表定義と表題設定及びデータはかなり忠実に移行       しますが、(もちろん桐ver.5でサポートしていない機能には対応していません。)       索引や行集計条件、一覧表条件等の変換には対応していません。