| 大岡パンダさん
カレンダーではないですが、能率手帳風の予定表を毎年自作しています。
基本的な考え方の部分は共通すると思うので、参考までに紹介しておきます。
●使用する表
・予定表.tbl
[日付]:日時型で、挿入初期値に#日数加算(#直前値[],d"2005/1/1")+1 が設定してあります。
[休日]:計算項目で、#表引き([日付],=,"休日.tbl",[日付],[休日]) が設定してあります。
[月曜]:月初めの週の月曜日を求める計算式が設定してあります。月曜日の理由は私の予定表が
月曜日から始まっているためで、通常のカレンダなら日曜日を求めることになります。
この他に[曜日]などの項目があります。
この表は単に行追加を繰り返す(ctrl+↓を押し続ける)だけで、1年分の日付が入ります。
・休日.tbl
[日付]と[休日]の2項目の表で、印刷する年の祝日と会社独自の休日を入力する表です。
[休日]の項目は文字列型で、ここに「創立記念日」の様な休日名を記載します。
カレンダの場合も同じ様な考え方での表の持ち方の方が単純かと思います。
●印刷用のレポート
私の予定表はA4用紙左右見開き形式で印刷し、中央で裁断するとA5サイズの予定表ができる様に
しています。
レポートの形式は複合レポートにタイルオブジェクトを作ってスケジュール表のメインの部分を
印刷しています。
タイルオブジェクトを使っている理由は、能率手帳風のレイアウトで独自の工夫を実現するため
です。しかしタイルオブジェクトは横2段組みができない(と思う)ので、横2列縦7行のタイル
で作っています。左右に振り分けるために、左側か右側かといった項目がありますが、カレンダ
には関係なさそうなので割愛します。
さてカレンダですが、上記と共通点はあるかも知れませんが、カレンダなりの工夫が必要かと
思います。もし私が作るとしたら、横7列縦5行のタイルオブジェクトで作るだろうと思います。
月初日の印刷位置を該当する曜日に合わせるため、月始めの日曜日の日付から、月末週の土曜日
の日付までを絞り込んで、該当月以外は日付を印刷しない、あるいは薄墨で印刷するといった
仕掛を組み込む事になるかと思います。
なお、一般的なカレンダの様に7列4行で印刷し、5週目がある時にはスラッシュで分けて
小さな文字で印刷するのは、結構面倒だと思います。
●数年後のカンレンダ
最近、いくつかの休日が固定日付ではないものがあって、確か閣議で翌年度の休日が決まる
様ですね。ですから、数年後のカレンダを先付けで作るのは難しい様に思います。
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