| 2024/10/18(Fri) 19:39:46 編集(投稿者)
1st_Spec_INF_Framework_手続きリファレンス.txt Rev.0 2024.10.18
この文書は INF_Framework で利用できる手続きのリファレンスです。
■名称:メッセージボックス(ポーズ)
手続き名(引数):INFprcMsgPause( &icon, &title, &msg )
値渡し引数:
文字列/ &icon … 未定義値、または"i", "?", "!", "e" 英大文字可能 全角可能 文字列/ &title … 未定義値、またはメッセージボックスのタイトルバーに表示する文字列 文字列/ &msg … 未定義値、またはメッセージボックスで表示する文字列(改行:\n タブ:\t)
使い方( usage ):
&title = "ファイルについて" &msg = "フォルダ:" + #文字置換( #ファイル名( &fileName, 5 ), "\", "\\" ) /* 改行\ 記号をエスケープ */ &msg = &msg + "\n\nファイル:" + #ファイル名( &fileName, 3 ) &icon = "i" 手続き実行 INFprcMsgPause( &icon, &title, &msg )
■名称:メッセージボックス(OK/キャンセル)
手続き名(引数):INFprcMsgOKCancel( &icon, &title, &msg, &ans )
値渡し引数:
文字列/ &icon … 未定義値、または"i", "?", "!", "e" 英大文字可能 全角可能 文字列/ &title … 未定義値、またはメッセージボックスのタイトルバーに表示する文字列 文字列/ &msg … 未定義値、またはメッセージボックスで表示する文字列(改行:\n タブ:\t)
参照渡し引数:
整数型/ &ans … [OK]ボタンを押した場合イチ( 1 )が返される/ [キャンセル]/[×]ボタンを押した場合にゼロ( 0 ) が返される
使い方( usage ):
&title = "一覧表印刷実行" &msg = "一覧表印刷を実行します" &msg = &msg + "\n\nよろしいですか?" &icon = "?" 手続き実行 INFprcMsgOKCancel( &icon, &title, &msg, &ans )
■名称:メッセージボックス(はい/いいえ)
手続き名(引数):INFprcMsgYesNo( &icon, &title, &msg, &ans )
値渡し引数:
文字列/ &icon … 未定義値、または"i", "?", "!", "e" 英大文字可能 全角可能 文字列/ &title … 未定義値、またはメッセージボックスのタイトルバーに表示する文字列 文字列/ &msg … 未定義値、またはメッセージボックスで表示する文字列(改行:\n タブ:\t)
参照渡し引数:
整数型/ &ans … [はい]ボタンを押した場合イチ( 1 )が返される/ [いいえ]/[×]ボタンを押した場合にゼロ( 0 ) が返される
使い方( usage ):
&title = "一覧表印刷実行" &msg = "一覧表印刷を実行します" &msg = &msg + "\n\nよろしいですか?" &icon = "?" 手続き実行 INFprcMsgYesNo( &icon, &title, &msg, &ans )
■名称:ランチャー(ローンチャー)
手続き名(引数):HDLLNCprcWindowAppear( &wfm, &tbl, &hdl, &openStatus )
値渡し引数:
文字列/ &wfm … フルパスのフォームファイル名と拡張子(.wfx) 文字列/ &tbl … フルパスの表ファイル名と拡張子(.tbx/.vix/.xvx)
参照渡し引数:
整数型/ &hdl … ローンチに成功した場合にハンドル番号が返される/ 失敗した場合にゼロ( 0 ) が返される 整数型/ &openStatus … 新しいウィンドウを開いた時は 1 、その他は 0
使い方( usage ):
&wfm = #一括パス名 + "transaction_A.wfx" &tbl = #一括パス名 + "transaction_A.tbx" 手続き実行 HDLLNCprcWindowAppear( &wfm, &tbl, &hdl, &openStatus ) 条件 ( &traceON ) トレース出力 _&wfm, " ", _&tbl 条件 ( &traceON ) トレース出力 _&hdl, " ", _&openStatus
■名称:シーカー(探索器)
手続き名(引数):HDLLNCprcHdlSeek( &targetFileName, &found, &status, &multi, &mode )
値渡し引数:
文字列/ &targetFileName … フルパスのフォームファイル名と拡張子(.wfx)/ フルパスの表ファイル名と拡張子(.tbx)
参照渡し引数:
整数型/ &found … 探索に成功した場合にハンドル番号が返される/ 失敗した場合にゼロ( 0 ) が返される 整数型/ &status … フォーム編集ならばハンドルの番号を返す/ 表編集ならば未定義値を返す/ ファイルが見つからなければゼロを返す 整数型/ &multi … 表が多重化されているならば2番目の表番号を返す 整数型/ &mode … &found のハンドル番号のウィンドウの編集状態を返す ※1
※1 &mode の値は、フォームの[更新モード取得]メソッドが返す値に準拠しています 戻り値 更新モード 0 表示モード 2 訂正モード 4 行挿入モード 6 行追加モード 8 項目訂正モード(レコード更新を伴わない訂正も含む) 33 グループ検索モード 34 グループ値訂正モード 36 グループ追加モード
使い方( usage ):
&wfm = #一括パス名 + "NO_FLD_EZW_Receiver.wfx"
&targetFileName = &wfm 手続き実行 HDLLNCprcHdlSeek( &targetFileName, &found, &status, &multi, &mode ) 条件 ( &traceON ) トレース出力 _&targetFileName 条件 ( &traceON ) トレース出力 _&found, " ", _&status, " ", _&multi, " ", _&mode " ", _&mode
■名称:センダー(送信器)
手続き名(引数):HDLCOMprcMacroSend( &hdl, &sendMacro, &done )
値渡し引数:
整数型/ &hdl … 事前にシーカーで探索したハンドル番号( &found )を代入する 文字列/ &sendMacro … 桐で実行可能なコマンド、またはメソッドを代入する
参照渡し引数:
整数型/ &done … 実行に成功した場合にイチ( 1 )が返される/ 失敗した場合にゼロ( 0 ) が返される ※2
※2 INF_Framework が組み込まれていないフォームへ送信した場合には、INF_Framework からエラーメッセージが表示されます。
使い方( usage ):
変数宣言 自動,文字列{ &SP = #jis( #hex("20") ) } /* 空白文字 */ 変数宣言 自動,文字列{ &WQ = #jis( #hex("22") ) } /* 二重引用符 */
** リテラルで書くと間違いやすい: &sendMacro = "確認 ""こんにちは""" &sendMacro = "確認" + &SP + &WQ + "こんにちは" + &WQ 手続き実行 HDLCOMprcMacroSend( &hdl, &sendMacro, &done ) 条件 ( &traceON ) トレース出力 _&hdl, " ", _&sendMacro, " ", _&done
■変数名:&INFmKnjForm / #変数( "INFmKnjForm" ) / #局所変数( &hdl, "INFmKnjForm" ) )
桐9-2012/桐9sから変換したフォームと桐10以降で新規作成したフォームが混在している場合、 桐9-2012/桐9sから変換したフォームのオブジェクト名は半角、桐10以降で新規作成したフォームのオブジェクト名は全角です。
INF_Framework では、局所変数:&INFmKnjForm は、
フォームのオブジェクト名が半角 … 未定義値 フォームのオブジェクト名が全角 … イチ( 1 )
(注意)桐9-2012/桐9sで INF_Framework を実行した場合には、変数名:&INFmKnjForm は宣言されません。
使い方( usage ):
** 桐9-2012/桐9sから変換したフォームのオブジェクト名は半角、桐10以降で新規作成したフォームのオブジェクト名は全角 変数宣言 自動,文字列{ &formObjectName = #半角( "フォーム" ) } 条件 ( #局所変数( &hdl, "INFmKnjForm" ) ) &formObjectName = #全角( &formObjectName ) 条件 ( &traceON ) トレース出力 _#局所変数( &hdl, "INFmKnjForm" ), " ", _&formObjectName メソッド呼び出し ハンドル = &hdl, &formObjectName.アクティブ設定() ** メソッド呼び出し ハンドル = &hdl, @フォーム.アクティブ設定() /* 桐10以降で新規作成したフォームしか扱わなければリテラルでもOK */
以上
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